■ブルーレイ(Blu-ray
Disc)とは |
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DVDと同じサイズ(直径12cm、厚さ1.2mm)でありながら、DVDの約5倍(二層にすると約10倍)の容量を実現した光ディスクです。
2時間以上のハイビジョン映像や高音質なサラウンド音声の収録を可能にしました。
また、DVDでは実現できなかったインタラクティヴな付加機能を可能にしました。 |
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Blu-ray Disc(ブルーレイディスク)とDVDの違い |
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DVD |
Blu-ray |
記録容量 |
4.7GB/8.5GB |
25GB/50GB |
解像度 |
720×480 |
1920×1080 |
コピープロテクション |
CSS |
AACS
ROM-Mark
BD+ |
最大ビットレート |
9.8Mbps |
48.0Mbps |
字幕 |
2bit |
8bit |
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■ブルーレイ(Blu-ray Disc)の新たな付加機能 |
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ポップアップメニュー
ボタンサウンド
ピクチャーインピクチャー
インターネットアクセス可能コンテンツ(字幕、特典映像ダウンロード)※ ※BD-J(Blu-ray
Disc Java)のみの機能となります。 |
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■ブルーレイ(Blu-ray Disc)の著作権保護技術 |
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●AACS(Advanced
Access Content System) |
IBM社、Intel社、Microsoft社、松下電器産業、ソニー、東芝、Walt
Disney社、Warner Brothers社の8社が共同設立したAACS LA(AACS Licensing
Administrator)が仕様を策定し、TV放送およびインターネットを利用したコンテンツ配信、家庭内のネットワーク配信などの広範囲で著作権保護を行うことができる技術です。
AACS技術はAACS LAを通じてコンテンツホルダーにライセンス提供されます(有料)。ブルーレイディスクをプレスする際は必ずこのACCSLAとライセンス契約が必要になります。 |
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●ROM
Mark |
BD-ROMの原盤の偽造を困難にする技術です。 |
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●BD+ |
Blu-ray Disc(ブルーレイディスク)プレイヤーのコンテンツ保護プログラムが破られた際にも、新たなコンテンツ保護プログラムをBDプレイヤーに導入できる技術です。
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■ブルーレイ(Blu-ray Disc)で使用できるコーデック |
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BD(ブルーレイ)には、様々なコーデックが使用できます。それぞれ特徴があり、用途に合わせて選ぶことができます。
多彩なコーデックは、BD(ブルーレイ)の魅力の1つです。 |
●映像 |
・MPEG-2(Moving Picture Experts
Group)
・H.264/MPEG-4 AVC High Profile
・VC-1 Advanced Profile |
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●音声 |
・PCM(Pulse Code Modulation)
・ドルビーデジタル(Dolby Digital)(AC-3)
・DTS(Digital Theater Systems)デジタルサラウンド
・ドルビーデジタルプラス(DD+)
・ドルビーデジタルロスレス(Dolby TrueHD)
・DTS-HDMaster Audio |
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■ブルーレイ(Blu-ray Disc)BD-ROMコンテンツの特徴 |
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Blu-ray(ブルーレイ) ROMコンテンツ規格には、HDMVとBD-Jの二つの規格があり、いずれもDVD-Video規格を包括し、より一層高画質高音質はもとよりそれぞれの特長に応じた高機能な新しいコンテンツが可能です。
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HDMV |
BD-J |
特徴 |
1. |
DVDと同等のリニアムービーモード(高画質、高音質) |
2. |
新たな機能付加(256色のポップアップメニュー、ボタンサウンド、PinPなど) |
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1. |
リニアムービーモード(高画質、高音質) |
2. |
新たな機能付加(24bitフルカラーのポップアップメニュー、より多彩なメニューアニメーションなど) |
3. |
インターネットへのアクセス可能なコンテンツ(字幕や特典映像のダウンロード) |
4. |
ブックマークの追加、ゲームなどの付加が可能 |
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長所 |
比較的容易に作成可能である。 |
制約が少なく、ゲームやネットワーク機能など高度で複雑な構成をとれる。 |
短所 |
メニュー構成などに若干の制限有り。 |
プログラムの作成や動作検証に時間がかかる。 |
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■ブルーレイ(Blu-ray Disc)BD-ROMのプロファイルについて |
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BD-ROMにはHDMVとBD-Jの2つのモードに加えて、プレーヤーの機能を表す3種類のプロファイルがあります。Profile1.0(基本プロファイル)、Profile1.1(スタンダードプロファイル)、Profile2.0(BD-Liveプロファイル)でそれぞれの違いは以下の表のようになります。
このため、コンテンツを設計する時には、視聴者の再生機(プレーヤー等)の能力を検討し、ネットワーク接続がないためにオンラインコンテンツにアクセスできない場合など、Profile2.0機能を必要とする機能の代替え方法を考慮する必要があります。 |
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Profile
1.0
(Original Profile) |
Profile
1.1
(Final Standard Profile) |
Profile
2.0
(BD-Live Profile) |
HDMV+BD-J |
○ |
○ |
○ |
ネットワーク |
× |
× |
○ |
ローカルストレージ |
最低256MB
(オプション) |
最低256MB |
最低1GB |
PinP |
× |
○ |
○ |
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※Scenarist BD StudioではProfile
1.0のみ対応のため、作成したBD-ROMはどのプレーヤーでも再生が可能になります。 |
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